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第18回国民文化祭やまがた2003開会式

10月4日(金)
山形市総合スポーツセンター


上の10個のイラストは国文祭やまがた2003、壁紙コーナーからダウンロードしたもの。

国文祭が山形で開催?
 国民文化祭というのが、毎年開かれているとは寡聞にして知らなかった。

 山形での開催を知ったのは、去年の開催地、鳥取の要約筆記者から聞いたのである。プログラムをいただいたが、鳥取では開会式・閉会式と演劇にパソコン要約筆記がついたとのことだった。

 演劇に字幕をつけるにあたっては、演出家の理解が最初は得られなかったそうだが(「字幕なんてじゃま。雰囲気を損なう」と)、最終的には、字幕の意義を理解し、より多くの人に楽しんでもらえたことを喜んでくれたという。

 「山形でもパソコン要約筆記をつけてがんばって」と鳥取からエールを受け、視察に来た県庁関係者の名刺のコピーも送っていただいた。

 いつ、どのようにしてコンタクトをとろうかと思案していたが、4月始め、打診したところ、開会式・閉会式とも映像が主体だから字幕は必要ない。要約筆記をつける予定はないというすげない返事だった。

9月中旬 国文祭やまがた2003 開会式にパソコン要約筆記依頼される
 国民文化祭という「国民的」行事が山形で開催されるのだから、ぜひパソコン要約筆記をつけて、聴覚障害者にも参加してほしいとは思っていたが、主催者が必要ないというのだから仕方ない。何しに「視察」に行ったんだろうとヒフンコーガイしていたら、開催も間近の9月下旬(!)になって、県からパソコン要約筆記をつけてほしいという依頼が。

 なんで、こんなにぎりぎりになってからなんだよぉと毒づきながらも承諾。ほとんど前ロールのようなので、2人で担当することとする。

 司会の言葉などは全部、デジタルデータでいただいた。開会式典の挨拶はファクスでいただいたので、「パソコン要約筆記やまがた」のメンバー2人に手分けして打ち込んでもらう。

 メインの井上ひさし作群読「水の手紙」も、メールでテキストデータでいただいたので入力する必要はないが、読みやすく表示するには、手作業による整形作業が必要だ。

 結局、この整形は、ぎりぎりまでかかってしまった。登場人物の台詞が左側にびっちりこないようにしたほうが見やすいという意見が多く、再度の修正作業。これは、単純作業だから、しまいにはいやになったが、なんとか完了。
前日打ち合わせ(10月3日) 山形市スポーツセンター
 3時に打ち合わせがあるという連絡が入り、会場のスポーツセンターへ。

 IDがないと入れないかも知れないというので、手話通訳者から胸に下げるIDカードをもらって入る。

 マスコットキャラクター、紅太郎ののぼりがぐるっと取り巻くスポーツセンター入り口。
 奥にはまだ刈り入れが済んでいない稲の黄色いじゅうたんが美しい。
 山形市落合のスポーツセンター、広い体育館でのパソコン要約筆記は初めてだ。

 (何年か前に自治労の大会があり、手書き要約筆記をしたことはある)

 
右手が入り口になっているが、本番当日は、遠〜い駐車場にクルマをおき、会場まで、延々と歩かされた。(>_<)
 翌日の開会式に備えて、準備は万端。

 警備の人、スタッフ、ボランティア(?)、たくさんの人がいる。

 さすが全国規模のイベントなんだなと実感。

 張り出しているのはローヤルボックス。皇太子ご夫妻が挨拶されるのである。
片隅においやられて「日陰の身」といった風情。(T_T)  聴覚障害者のための情報保障は、舞台左脇の大型プロジェクター(スクリーンと一緒になっている)に。
 入力者席は、ステージの左脇、1階席最後尾。プロジェクターの左後方である。
 大きな大会では最近は、大画面を3分割して、話者・手話通訳者・パソコン字幕が投影されることが多いが、今回は、ごらんのように片隅で、じゃまにならないようにという感じである。
 「障害者席」というのが決められており、その前に置かれていることから見ても、トータルコミュニケーションへの道はまだ山形県ではほど遠いようである。
開会式 10月4日(土)午後3時半〜5時45分
手前はダウンコンバーター(?)。小さいのがモニター画面。  開会式は3時半から5時45分となっていたが、11時過ぎに会場へ。

 開場は1時。
 早めに来場された方には、ビデオ上映がある。

 聞こえてくる音声は文字化しようと、前日借りたビデオから文字起こしをしてある。3本のビデオのうち、1本は「パソコン要約筆記やまがた」勉強会でみんなで文字起こしをしたが、時間切れになってしまったのでメンバーが家でやってくれることに。

表示用パソコンがすぐ手元にあるのは助かった。表示用パソコンの「空行のみ改行」を「水の手紙」のときはずす必要があったので。  結局、手話通訳はビデオを通訳することはやめたとのことなので、パソコン要約筆記で表示。
  開会式典は前ロールが全部あるので、F1キーを押すだけでよい。
 しかし、hamiの勘違いによる誤操作でダイナブックがハング。平山郁夫さんと県知事の挨拶が飛んでしまった。さとかさんが必死で直書きしてくれたが・・・。

 まさかのハングであせりまくったが、再起動してなんとか皇太子の「お言葉」は表示できた。ほっ。
 前ロールをhamiのパソコンにしか入れておかなかったのがまず第一の反省点。閉会式ではさいかさんと組むが、前ロールは両方のパソコンで呼び出せるようにしておくこと!